
海外で徐々に増えつつある奇妙な日本風アイテムをまとめました。
最近InstagramやTumblrで海外のスナップ画像を眺めていると、ストリートファッションとしてひらがな・カタカナ・漢字を使った服がある程度浸透しつつあるように感じます。日本人である我々からすればどうしても珍妙な感じなのですが外国人から見ればクールなのでしょうか?興味が沸いてきたので 色々なブランドから発売されている日本風アイテムを集めてみました。
10 Deep


10 Deepはニューヨークのストリートブランド。Tシャツはやけにノスタルジックな柄ですね。
A Bathing Ape

ご存知原宿のBapeも日本語Tを発売していたようです。
adidas Originals



日本のカタカナを大胆に使用したTypo Monogramカプセルコレクションのアイテム群。海外の人々の目に"アディダス オリジナルス"の文字はどう映るのでしょうか。
Avec


欧米のアジア観をストレートに表現したかのようなデザインの1着。商品名がDisco Templeなので左腕のプリントも"ディスコの寺院"。個人的にはそのまま"ディスコテンプル"でも良かった気がします。
Black Scale


ブラックボディで日の丸が強調されていて格好良い!
Billionaire Boys Club / Icecream




BBC/IcecreamはPharrell Williams率いる日本との関わりも深い人気ブランド。BBCのデザインは日本でもなんとか着こなせそうですね。
Diamond Supply Co.

強烈なインパクトを放つ旭日旗モチーフにカタカナで"ダイヤモンド"。
The Dope Lyfe



"たくざんぬる" "独りぼ"…。絶対に日本のブランドでは見られない言葉選びです。
Franklin and Marshall

シンプルを極めた日の丸T。どう着こなすかはあなた次第。
Human Made

これはストリートウェアのレジェンド、Nigoによる日本のブランド。同じ日本語デザインでも日本人がデザインすると割合しっくりきますね。
Kami & Kaze


日本のHENTAI文化を見事ファッションに昇華させたバケットハット。海外ではこれがクールなのでしょうか!?
Kenzo

Kenzoはその名の通り日本人の高田賢三が設立したブランド。現在ではフランスのLVMH傘下になっています。
Lacoste


最高に解読不能なカタカナTシャツがクール。外国人によるカタカナの形状の解釈は我々にとっても新鮮ですね。
Mishka

漢字デザインのファッションアイテムは日本でも土産物店などで結構見かけますね。
Neff


今なお高い人気を誇るレジェンドラッパー、Snoop Doggによるブランド。上のTシャツはチャリティーアイテム。
New Era


マリオシリーズのデザインは世界的人気です。"ニューヨーク"はなるべく文字を認識しないように見るとなんとなく格好良さが分かる気がします。
Nike




ヒールのカタカナロゴが強烈なのはある意味伝説的モデル、Big Nike Low。私も東京靴流通センターで不良在庫になっている光景を見た事があります。Air Jordan 9はアウトソールに独特な字体で"スポーツ 世界"と刻印されている事で有名。旭日旗モチーフのAir Jordan 12は一部アジア圏ではデザイン変更になったケースもあるとか。
Pink Dolphin


日本語の"ピンクのイルカ"ロゴでおなじみPink Dolphin。
Serious Wapanese


日本の裏原系スタイルに影響を受けたフランス人ディレクターによるアメリカ由来のストリートスタイル、Serious Wapanese。ブランド名はTeriyaki Boyzの作品、Serious Japaneseが由来と思われます。モダンでシンプルなデザインが特徴の個人的に今注目しているブランドです。将来的にブレイクするかも!?
Stussy


Stussyは無骨風から純和風まで日本モチーフを使いこなす上級者。
Superdry



日本モチーフのパイオニア、国内でも度々話題になる"Superdry 極度乾燥(しなさい)"は相変わらず日本びいきのデザインです。本国イギリスではこのブランドが一定の地位を築いているというのが驚きです。
Supreme

現在のストリートブランド界のトップに君臨するSupreme。旭日旗モチーフのボックスロゴTは東日本大震災のチャリティーアイテムとして販売されました。
Vans


日系アメリカ人プロスケーターであるChristian Hosoiによるデザイン。やはり旭日旗デザインは物凄くインパクトがありますね。なぜか近年になってから一部で旭日旗がタブー視されるようになりましたが欧米では一般的なデザインとして用いられています。ただし旭日旗モチーフの商品が発表される度に一部アジア圏の人々からの反発も強まってきているのが現状であり、今後このようなデザインの商品がどうなっていくのかは分かりません。
私としても使用を制限するほど問題を抱えたデザインだとは思いませんが、やはりビジネスにおいては"自粛した方が得策"という流れになってしまうのは避けられないでしょう。個人的に特に思い入れがあるわけでは無いのですが、ファッションアイテムとしても長年親しまれてきた1つのデザインがこの先自粛ムードになっていくのは少し寂しい気もします。
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