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ロンドンのPalace Skateboardsとadidas Originalsのコラボアイテムが到着。

Umbro、Reebokといった伝統的なイギリスのスポーツブランドとのコラボが続くPalace Skateboards。最近では単なるスケートブランドとしてだけでなく独自のファッション性も評価を獲得、Dover Street Market10周年記念コレクションにも参加するなどの活躍を見せています。そんな勢いに乗るPalaceが今秋タッグを組んだのはadidas Originals。1990年のイギリスの若者文化を参照した、モロにヨーロッパの不良風なデザインで彼らのデザイン感性が存分に反映されたコレクションとなりました。

元々私はadidasやPalaceを特別ひいきにしていたわけでも無かったのですが、発売前にadidasが公開したティザームービーやEnd.が公開したルックブックを見て以来、完全にツボに嵌ってしまいました。個人輸入なので少々高く付きましたが思い切って一気に購入しましたのでご紹介していきたいと思います。

Team Away
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スポーティなポリエステル素材のサッカージャージ。透け感のある生地で通気性は相当良さそうです。A$AP Mobのリーダー、A$AP Yamsもライブで着用した逸品。


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首元は伸縮性のあるリブ。コントラストの利いたカラーリングが目を引きます。

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胸元にはサッカーチームのユニフォームっぽくPalaceロゴを配置。

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ロゴ付近の三本ラインのネイビーが徐々にフェードアウトしていく感じとか90年代っぽくないですかね!?

Hyper Hoody
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adidasのアイデンティティーであるスリーストライプスを活かしたベーシックなパーカー。厚みの抑えられた生地で長い期間重宝しそうです。セットアップとして使えるジョガーパンツも同時発売されました。

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一貫してシンプルなデザインのなか左胸のTri-Fergワッペンがさりげなく主張。

Shell Overshirt
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こちらも比較的クセの無いデザインでちょっとした上着として便利なジャケット。撥水性に優れたナイロンボディに加え止水ジップを採用することで軽い雨や汚れなら平気です。

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裏地はイエローのメッシュ。

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腰の位置にPalaceロゴを配置。

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首元後方にはボディと同色のトレフォイルをさりげなく刺繍してあります。

Half Zip Track Top
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個人的にイチオシなビンテージデザインのトラックスーツ。かつてのフランス代表ジャージをサンプリングしたデザインで、あふれんばかりの90年代テイストが実に思い切りの良い1着です。Shell Overshirtと同じ撥水性のある素材を使用しており、デザインがレトロでも生地は先進的。

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前後に合計12箇所刺繍された四角形デザインが独特のレトロ感を醸し出します。

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肩から脇にかけての配色が絶妙。地味な色使いながらうまく個性的にまとめ上げている印象です。

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こちらもShell Overshirtと同様、裏地はメッシュ。

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Palaceロゴは腰に配置。

Shell Track Top
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ブラックボディにホワイトのストライプが効いたオールドスクールなジャージ。一般的に出回っている厚みのあるジャージ生地ではなくパリっとした薄い素材です。左胸にフロッキープリントでTri-Fergロゴを配置。

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購入したサイズはXS。海外規格なだけあってかなり大きめのサイズ感で、XSでも日本でのL相当くらいの着丈で作られています。

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やはり定番品。大きく手を加える必要の無い完成度の高いデザインです。

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裏地のイエローメッシュが地味になりすぎない良いアクセントとなっています。

Tech Jacket
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ライニングに止水テープ加工が施されたナイロンパーカー。実用性に割り振った印象のシンプルなデザインで、雨の日の防御はこれが最強です。

ちなみにこれらのコラボ商品はadidasの直営店舗では取り扱いが無く、国内ではSupremeの一部店舗でのみ極少数ゲリラリリースされました。日本での入手は困難だった一方で、Palaceの本国イギリスでは取り扱い店舗も多く、在庫数も豊富だったようで私もオンラインにて比較的容易に購入することができました。

今回利用したイギリスのショップはEnd.HanonSS20の3店舗で、その内End.とHanonは日本の通販サイトと同じような感覚で問題無く手元に届きましたがSS20ではちょっと面倒なトラブルが発生してしまいました。SS20はアジア圏への配送に対応していないため商品転送業者を経由して注文したのですが、数日後に転送業者側から連絡が入りました。どうやら、イギリス国内の転送事務所に到着した商品を検品したところ、注文していた商品のカラーが間違っていたようなのです。

幸いにも転送業者が通訳となり、ショップ側とメールによる商品交換の交渉を行うことができたのですが、もしこれが第三者を通さない個人的な買い物だったとしたら泣き寝入り確実だったので今回はある意味運が良かったのかもしれません。転送サービス利用にかかったコストはおよそ9,000円(購入商品の合計金額の20%+日本への国際送料3,400円)となかなかの額になりましたが、万が一の保険として考えれば利用する価値は十分にありそうです。